2006/02/08 (Wed) 有言実行の限界
広尾に行くと言って広尾に行き、スニーカーを買いに行くと宣言して買いに行き、私にも週末を活動的に過ごすことができるんだな、と嬉しくなっていたら、熱を出してしまいました。有言実行にからだがついていけない模様。情けない気持ちで勤め先にお休みの電話を入れ、ベッドの中でおとなしく「ハウルの動く城」のレンタルDVDを観て過ごしました。
劇場で観たときの印象どおり、きれいで、ちょっとカユい台詞の出てくる映画でした。そして、あまりすっきりしませんでした。反戦がテーマと言われながら、戦争が終わった様子がはっきりと描かれていないからか。家族愛がテーマといわれながら、ソフィーとお母さんの隔絶がそのままだからか。公の幸せよりも、個人の幸せに重きが置かれているからか。人によっていろんな意見がありそう。
DVDで見直した収穫は、英語版とフランス語版が観られたこと。イギリス在住のともだちが「英語で観ると、表現が直接的で、日本語よりどぎつい印象がある」と言っていたのが、よく分かりました。声優さんも、王様やサリマン先生、ソフィー、マルクルは海外版も良かったと思うのですが(「マダム」なんていう言葉は、日本語にはしっくり来ませんよね)、ハウルは日本語版のほうが少年ぽさが残っていて好きです。海外版のハウルの声は、何だか低くて、深くて、このひと絶対胸毛がもさもさ生えてるに違いないという感じがするんです。荒地の魔女も、日本語版の…というか、美輪明弘さんに対抗できる声はいないようにおもいます。見ためは同じなのに、言葉と声の印象って大きいんですね。
劇場で観たときの印象どおり、きれいで、ちょっとカユい台詞の出てくる映画でした。そして、あまりすっきりしませんでした。反戦がテーマと言われながら、戦争が終わった様子がはっきりと描かれていないからか。家族愛がテーマといわれながら、ソフィーとお母さんの隔絶がそのままだからか。公の幸せよりも、個人の幸せに重きが置かれているからか。人によっていろんな意見がありそう。
DVDで見直した収穫は、英語版とフランス語版が観られたこと。イギリス在住のともだちが「英語で観ると、表現が直接的で、日本語よりどぎつい印象がある」と言っていたのが、よく分かりました。声優さんも、王様やサリマン先生、ソフィー、マルクルは海外版も良かったと思うのですが(「マダム」なんていう言葉は、日本語にはしっくり来ませんよね)、ハウルは日本語版のほうが少年ぽさが残っていて好きです。海外版のハウルの声は、何だか低くて、深くて、このひと絶対胸毛がもさもさ生えてるに違いないという感じがするんです。荒地の魔女も、日本語版の…というか、美輪明弘さんに対抗できる声はいないようにおもいます。見ためは同じなのに、言葉と声の印象って大きいんですね。
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