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2006/03/28 (Tue) 花色
日本の伝統色に「花色」(はないろ)という色があります。
日本で花といえば桜。薄いピンクかと思われるかもしれませんが、
実際は青。奈良時代前期(西暦700年頃)に生まれたとされる、
日本最古の青です。藍染が一般的になる前には、日本では青を
露草の花で染めていたそうです。露草の汁を紙に染みこませておき、
それを水に移して布を染めた青の中の青、それが「花色」。
この独特の染色方法から「移し色」とも呼ばれたそうです。
画像は散歩道で見つけた花。空から色を移したような青。
花の色を手の中にとどめたいという人の心は、平成のいまも同じ。
参考文献
福田邦夫「奇妙な名前の色たち」、長崎盛輝「日本の傳統色」

日本で花といえば桜。薄いピンクかと思われるかもしれませんが、
実際は青。奈良時代前期(西暦700年頃)に生まれたとされる、
日本最古の青です。藍染が一般的になる前には、日本では青を
露草の花で染めていたそうです。露草の汁を紙に染みこませておき、
それを水に移して布を染めた青の中の青、それが「花色」。
この独特の染色方法から「移し色」とも呼ばれたそうです。
画像は散歩道で見つけた花。空から色を移したような青。
花の色を手の中にとどめたいという人の心は、平成のいまも同じ。
参考文献
福田邦夫「奇妙な名前の色たち」、長崎盛輝「日本の傳統色」

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