2006/05/29 (Mon) 出会いの偶然
先日、1泊2日のセミナーでご一緒したひとたちと同窓会をしました。抹茶豆腐を食べながら、メディア対応の秘訣を訊いていたら、テーブルの反対側が俄かに賑やかに。
「何だよ~。お前、やっぱりテニスしないで飲んでばっかりいた2年のカタギリかよ。俺が言わなかったら気付かなかったろ」
「すいません、先輩!何せ4年生といえば雲の上の人ですから、霞にかすんでお顔がちゃんと見えなかったんですよ~。ああ、神々しくて目が眩みそう!」
業界もばらばら、たった15名の参加者の中に、同じ大学の同じサークルの2年違いの先輩後輩がいることが判明したのでした。
その帰り道。電車の中で吊革につかまって嵐山光三郎の『東京旅行記』を読んでいたら、目の前に座っていた年配の女性に服の袖を引かれました。切符でも落としたのを教えてくださっているのかな、と目を向けると、そのひとは微笑んで持っていた本の背表紙を見せてくれました。嵐山幸三郎でした。「同じ電車のすぐ前のひとが同じ本を読んでいるなんて珍しいから、思わず声をかけちゃったわ。面白い?」。
人の巡り会わせと偶然に驚かされた日。
「何だよ~。お前、やっぱりテニスしないで飲んでばっかりいた2年のカタギリかよ。俺が言わなかったら気付かなかったろ」
「すいません、先輩!何せ4年生といえば雲の上の人ですから、霞にかすんでお顔がちゃんと見えなかったんですよ~。ああ、神々しくて目が眩みそう!」
業界もばらばら、たった15名の参加者の中に、同じ大学の同じサークルの2年違いの先輩後輩がいることが判明したのでした。
その帰り道。電車の中で吊革につかまって嵐山光三郎の『東京旅行記』を読んでいたら、目の前に座っていた年配の女性に服の袖を引かれました。切符でも落としたのを教えてくださっているのかな、と目を向けると、そのひとは微笑んで持っていた本の背表紙を見せてくれました。嵐山幸三郎でした。「同じ電車のすぐ前のひとが同じ本を読んでいるなんて珍しいから、思わず声をかけちゃったわ。面白い?」。
人の巡り会わせと偶然に驚かされた日。
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