2006・07

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2006/07/31 (Mon) ふらり目黒
目黒を歩いてきました。駅前のAtreでベーグルサンドを調達し、向かった先は東京都庭園美術館。1933年に朝香宮邸として建てられた建物を、そのまま美術館として公開している美術館です。その名のとおり、都心だということを忘れるほど美しい庭園があります。薔薇の時期を逃したせいか、西洋庭園にはあまり心を動かされませんでしたが、日本庭園は素敵でした。きちんと手入れの行き届いた松や紅葉、楡の樹の木陰で息を吸い込むと、緑と水の匂いがします。久々に呼吸をしたような気がしました。

shida_ogawa


choukoku


hole


nekko


しばらく光と風を楽しんだあとは、行人坂を下り、大円寺へ。このお寺が火元といわれている行人坂火事(1772年)は、白金から神田、湯島、下谷、浅草までを焼き尽くしたと伝えられています。境内には火事の犠牲者のために50年をかけてつくられた五百羅漢像や、「八百屋お七」の想い人、吉三のお墓、江戸守護のために置かれた七福神の像などがあります。江戸八百八町のうち六百二十八町を灰にした大火、吉三恋しさに火を放ったお七のこころの炎。夏の日差しの下、笑う恵比寿からは想像できない、遠くて悲しい現実。

ebisu


ring_at_temple


tonbo_blue


目黒川にかかる太鼓橋を渡れば、五百羅漢寺が間近です。ひとつとして同じ顔のない、ほぼ等身大の釈迦三尊像、羅漢像が500以上も並んでいます。少し怖い顔の像もあって、独特の雰囲気です。私が行ったときにはひとけがなく、本堂に入った途端、解説のテープが自動再生されたときには、回れ右して逃げてしまいました。撮影不可でお見せできないのが残念。

お隣の目黒不動尊は、広い境内に似合わず、蝉を取って遊びたいような、親しみやすい雰囲気があります。そうおもうのは私だけではないようで、境内には網を持って何やら探し物をしている子どもたちの姿も。何かいた?

fudouson_sagashimono


旅の最後は成就院。願いごとを叶えるタコ薬師、というストレートな謳い文句をつけた看板の下に、随分とユニークな図柄の絵馬がたくさん下がっていました。タコ=多幸の語呂合わせかとおもったら、有難い由来がありました。その昔、比叡山ゆかりの僧、慈覚大師円仁が、船旅の途中、荒れる波に薬師像を投げ込んだところ、波がおさまり、無事に旅を終えることができたそうです。そして後日、その薬師像がタコに乗って波間から現れたので、本尊としてお迎えしたのだとか。あまり乗り心地が良くなさそうだなあとおもうのは、余計なお世話でしょうか。

takoyakushi


タコのことを考えていたら小腹がすいたので、成就院の隣の隣にあるおでんやさんで、すじ肉と大根、いわし玉をいただきました。たっぷり歩いて、おいしくたべて、お腹もこころもぽかぽか。ああ、のび~。次は夜にくるね、目黒。

cat_nobi

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2006/07/29 (Sat) 豹とサボン
毎日の暮らしをちょっと愉しくしたくて、小さなお買い物をしました。手に入れたのは、いくつかの目、豹ときりんの指人形、それにしゃぼん玉。

d_department


豹は、ボールペンにつけて、机の上をちょっと愉しく、

hyo_diary


目のうち一組はオリーブオイルの瓶につけて、キッチンにいる時間をちょっと愉しく。

olive_oil


キリンは近々会う予定の幼馴染へのプレゼント、しゃぼん玉は次の週末にともだちと屋根まで飛ばして遊ぶ予定です。たのしみ!

2006/07/28 (Fri) 器用なひと
得意なことと不得意なことの差が激しいほうです。例えば、料理なら和洋中つくりますが、お裁縫はボタン付けすら満足にできません。すごい勢いで歩くことができますが、すごい勢いで道に迷います。PCのセットアップはできますが、家具の組み立ては下手です。

そんなわけで、今日は、一度脚が外れて以来、どう見ても間違えて組み立ててしまっていたテーブルを、ともだちに組み立て直してもらいました。そのひとには以前、卓上コンロのガスボンベを入れてもらったり(うまくはめられないで使えないでいました)、外れた網戸をはめてもらったり(しばらく蚊に刺され放題でした)したことがあります。すごいな、器用だ。有能だ。今日は久々にがたがたしないテーブルでご飯を食べ、幸せでした。ありがとう。

画像は「Please Request」という名前の彫刻。私も誰かに「任せて!」と胸をはって言えるように、得意なことを増やしていけたらいいな。

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2006/07/27 (Thu) calling
昨日ともだちに電話をしたら、留守でした。いつもまめなひとなのに、携帯電話も、メールも通じません。時間が経つにつれてちょっとずつ心配になってきました。何かあったのかな、大丈夫かな、連絡がつくといいな…。そんなふうに夜、ずっとそのひとのことを考えていたら、今日になって連絡が入りました。「出張先で携帯の電源を切らしちゃって。夜中、何だか胸騒ぎがして、珍しく何回も目が覚めたんだけれど、はなびが呼んでいたんだね」。

風邪をひいたときに限って、メールをくれるともだちがいます。泣いているときに、見計らったように電話をかけてくるひともいます。呼ばれたような気がしたから、と。だから、昨日の夜も呼んでしまったのかもしれません。ごめんね、安眠妨害をするつもりはなかったのだけれど。「無事なら連絡不要」とか、「明日は新宿南口で7時半」とか、「ちょっと熱っぽいけど苺が食べたい」とか、細かく伝えられると便利なのにね。山寺で座禅でも組んでみようかな。

fuyou

2006/07/26 (Wed) 悶々
ここのところ、お酒が飲みたくなって、スーパーやコンビニのアルコール売り場で足を止めています。特に飲まなきゃやってられないような事情があるわけではなく、ただ「飲んでみたらおいしそうだなあ」とおもうのです。新鮮な果物を見たときのように。

普通のひとなら、ごく普通のことなのでしょうが、私にとっては人生で初めての怪現象。なぜなら、私は医師の折り紙つきの下戸だから。父方にも母方にも、いわゆる「いけるくち」のひとが一人もいません。レストランや飲み会に行っても、1杯めからペリエか烏龍茶。注射の後、消毒用アルコールをつけた脱脂綿で拭かれたところが真っ赤に染まってしまうほどの、体質的下戸です。今までの人生で飲んだお酒の量は、ワインのハーフボトルにも満たないかもしれません。それで別に不満も不便もなかったのに、今になって、なぜ。

うっかり急性アルコール中毒なんていう事態は避けたいので、アルコール売り場に行っても買うまでには至っていませんが、今日になって事態が急展開しました。TSUTAKAでDVDを借りたら、「氷結」がついてきたんです。20歳以上のひとにサンプルをプレゼントしてるそうです。これ、危ないかな。5回くらいに分けて、薄~~~く割って飲めば何とかならないかな。万が一のために、ともだちが来ているときに試したほうが良いかな。悶々としています。ああ、どうしよう…。

画像は迷いなく伸びる夏の紅葉。

momiji_garden

2006/07/25 (Tue) 夜の電話
沖縄に住んでいるともだちから、12時近くに電話がかかってきました。彼女がそんな時間に電話してくるときには、大抵お仕事やお家の事情で疲れてしまっているとき。優しくて頑張りやさんなひとだけに、何も見捨てられず、何も諦めず、疲れていても、走り回ってしまうのです。今日もしばらくお電話をして、電話を置こうとしたら、彼女がぽつりと言いました。「私、はなびちゃんみたいに見ててくれるひとがいて幸せだなあ」。私が彼女の話を聞いて、頑張ったね、優しいねと言うことが、彼女の次の元気のもとになるのだそうです。私は私が見たり、言ったりしたことで元気になってくれるひとがいることが幸せです。ありがとう。

acacia_in_park

2006/07/24 (Mon) ONLY ONE
遠くに住むともだちから、小包が届きました。中身は「よく眠れるように」と、ラベンダーとスイートオレンジのエッセンシャルオイル、それにローズヒップをベースにしたハーブティー。ハーブティーの封が切られているのはお家にあったものを急いで送ってくれたからかとおもっていましたが、湿気ないようティーバッグを缶に移そうとして、ほんとうの理由に気付きました。ハーブティーの箱の内側に、ボールペンの字で、「だいじょうぶだよ♪」。ともだちからのメッセージでした。東京中のスーパーのハーブティーを贈ってもらうより嬉しい。ただひとことで。ありがとう。

ajisai_pink

2006/07/23 (Sun) 蝶々がおしえてくれたこと
同じものも、ひとりでたべるより、

butterfly_yellow


ふたりでたべるほうがおいしい。ね?

butterfly_twin

2006/07/22 (Sat) 愉しいこと週間
水曜日。とても優しい手にからだをゆるめてもらいました。
木曜日。蜂蜜の香りの紅茶を淹れました。
金曜日。バブルバスに入りました。

まだ胃が重くて、まともにキッチンにも立てないし、転んで捻挫したり、よろけて給湯器にぶつかったりしていますが、先週よりはよく眠れているような気がします。優しいひとたちのおかげです。ありがとう。

今日はバナナを入れたクッキーを焼いてみました。天国製のカップに添えて、コーヒータイム。自分でも笑っちゃうほどいびつなハートですが、久しぶりにちゃんとお料理ができました。とても嬉しかった。ともだちにも食べてもらえたらいいな。明日はご飯をつくります。楽しみ。

heart_cookies


2006/07/18 (Tue) ゆるゆると
先日までの嵐が嘘のようにゆるゆるとお仕事をしています。今日は「手が空いたら」と頼まれていたお仕事も終え、机の一角に山を作っていた郵便物も処理し、名刺入れに溜まっていた名刺もファイリングできて、ようやくいつもの毎日に戻った感じがしました。こころにゆとりがあると、優しいものが集まってきます。今日は、蜂蜜のフレーバーの付いたドイツ製の紅茶と、黄粉が香ばしい京都の和菓子と、メールに添えられた愛のことばと、ひそひそ声ののろけ話をもらいました。ありがとう。

画像は先日手に入れたキャンドルスタンド。紫陽花のようないろんな青の薄い木片が重なり合って、淡い光が揺れます。ゆるゆる、ゆらゆら。

candle_fish


2006/07/17 (Mon) ふらり浅草
雨の浅草を歩いてきました。旅の始まりは、雷門。風の神さま、こんにちは。

kaminarimon


雷門をくぐると、仲見世です。お煎餅を焼くお店、人形焼を焼くお店。おいしそうな匂いが漂う道の外れに、蛙さんの親子がいました。

senbei_closeup


ningyoyaki


kaeru


龍の水で手を清め、浅草寺の境内へ。見上げると天女と龍。帰りにおみくじをひいたら、「吉」でした。「空から雲が晴れるように、心が晴れるでしょう」。ありがとう、天女。ありがとう、龍。

dragon_fall


sensouji_tenjo


出店を眺めながら、伝法院通りへ。花やしきの歓声を聞きながら、木の扉をくぐると、たぬきさんがいました。「おたぬきさま」の愛称で知られる彼は、伝法院の鎮守。明治時代、上野の山から下りてきた狸に手を焼いていた住職。その夢枕に狸が立ち、自分たちを保護すれば伝法院を火災から守ると約束したことから、ここに祀られることになったのだそうです。戦うより共存を。ぽうっと開いた瞳の先には、雨に濡れた緑いろの庭園が広がっていました。葉っぱの上で光る水滴、水面にひろがる輪。銀杏の樹の下にいたら、傘を地面に置いて写真を撮っていても、ちっとも濡れませんでした。護ってくれて、ありがとう。

tanuki


green


気付けば、神谷バーに電気の灯る夕暮れ。残念ながらお酒の飲めない体質なので、ちょっと足を伸ばして天国に寄ってきました。看板メニューは、さくさくのホットケーキと熱いコーヒー。一日の終わりには、昨日ねんざした足が少し痛くなってきてしまったけれど、とても楽しかったです。だいすきだよ、浅草、赤と緑の映える町。もっとこころが晴れたら、もっとまっすぐな気持ちでシャッターが切れるようになったら帰ってくるよ。そのときまで、またね。

kamiyabar


tengoku

2006/07/16 (Sun) hanabi days
ともだちとおでかけをした帰り、ふと思い立って、横浜の花火大会に行ってきました。去年の動員数48万人、午前中から場所取りをするひともいる中で、思い付きのみの参加。無謀かなともおもいましたが、楽しく観てきました。

青と緑が弾けたあと、金色の尾を引くもの、きらきらと星のように瞬いてから消えていくもの、空を光で包み込むもの。ひとつひとつに小さなものがたりがあって、輝きがあって、とてもきれいでした。

あとに残すもののない一瞬の幻、咲くためだけに咲く火の花。賢いひとは無駄だというかもしれませんが、その光は幸せな記憶になります。ふりかえればきっと一瞬のいのち、きれいに咲けるといいね。咲いて誰かを笑顔にできるといいね。

2006/07/15 (Sat) 楽雷
無茶がたたって体調が良くありません。街の薬局や受付で渡される処方箋にばかり頼らず、しっかり医師に診察してもらわなければいけない予感。でも、病院に行くのが億劫でしかたありません。今日も診察券と保険証を持って電車に乗ったものの、一駅ごとに気分が曇っていきました。すると、空もどんどん曇っていって、目的の駅に着く頃にはどしゃぶりに。駅のホームに降りた途端、地面が揺れるほどの音で雷が落ち、駅の電気が切れて、自動改札が通れなくなってしまいました。

無理していくのはやめようとおもいました。今日はたぶん、その日じゃない。予定を切り替え、都心まで出てワッフルを食べ、アイスティーを飲み、髪を少しきりました。からだがだるいのは変わらないけれど、こころがちょっと軽くなりました。何年も、何をすべきかを指針に生きてきたけれど、疲れました。ひとやすみしようとおもいます。ほんとうにつらいときには、行きたいところに行って、食べたいものを食べて、逢いたいひとに逢って、伝えたいことを伝えて。私の中に閉じ込めてきた、遊ぶこころを開放しようとおもいます。いまは澱んでいても、立ち止まっているようにおもえても、空の青や風や雷がきっとあらいながしてくれるはず。やすませてください。やすませてください。

waffle

2006/07/14 (Fri) ブラボウ
会議が無事に終わりました。出席率は予想以上、回線の状態も許容範囲、時間も定刻で終わり、役員にもお褒めの言葉をいただきました。力を貸してくださった、たくさんのひとのおかげです。ありがとう。中でも感涙ものの協力者は会長。時間が押しているのを察して、10分のはずのプレゼンテーションを5分で切り上げてくれました。最後にふっと目配せをされたときには、あなたについていきます!と心の中で叫びました。

いつもより早くお仕事を切り上げたあとは、最近お気に入りの表参道へ。お茶の専門店Tea-Tsuでほうじ茶ソフトを食べ、Echika表参道でずっと気になっていたフレグランスとバジル入りのベーコンエピを買ってお家に帰りました。1週間お仕事を頑張った自分へのごほうび。明日からも楽しく、心地よく過ごしたいな。

pasha


2006/07/13 (Thu) 決戦前日
明日は250人でウェブ会議。メイン会場の運営を任されていますが、気が重いです。急に決まった会議なので、役員の都合がどうしても合わず、会議の開始時間が9時。10時半までに出社すればOKのフレックス出勤の会社で、これは早すぎ。しかも、1時間で2時間の内容をカバーしなければならなくなってしまいました。日英両方で。多すぎ。しかも、全国規模のウェブ会議は初めてだというのに、いつもテクニカル・サポートに入って下さっている電話会社のひとと、電算のひとが出張中。しかも、司会役の上司が前日に急病で欠勤してしまいました。人手が足りなさすぎ。頼みの綱の直属の上司は、昨日から咳をして、彼女らしからぬミスをしては落ち込んでいます。会議より上司のからだが心配です。11時近くまで残業して、できる限りのことはしました。あとは良い流れと運がありますように。

2006/07/12 (Wed) Bon Voyage
隣の課で5年間勤めた派遣社員の女性が転職することになりました。5年といえば私より先輩。お仕事の上で関わることも多く、いろいろと教えていただきました。新しい職場は音楽関連だそうです。朝や帰りのエレベーターで、いつもiPodを手に持っていた彼女を思い出します。好きなことがお仕事につながってよかったね。彼女の未来に、たくさんの良い出会いと、楽しいできごとがありますように。ありがとう。

ajisai_aoyama

2006/07/11 (Tue) シロ
昼休みに花屋さんの前で白い犬を見ました。リードも首輪もつけずに寝そべっていた彼女は、私が花屋さんの隣のお店でティーバッグを買って出てくる数分のあいだに、すっといなくなっていました。写真を撮っていなかったら、夏の幻かとおもったかもしれません。また逢いたいな。

shiro


2006/07/09 (Sun) ジャッジメント
言葉に近いところでお仕事をしていると、言葉の怖さを感じるときがあります。たとえば、優しくしているつもりでひとを傷つける言葉があるという事実。「可哀想に」。相手が自分より不幸なときに使います。「ゆるす」。相手が自分に対して良くないことをしたときに使います。気付きませんか。どちらも優しくこころが広いように見えて、上からの目線なんです。意識的にせよ、無意識にせよ、自分が相手より上だとおもっていないと出ない言葉なんです。ほんとうは、ひとのこころに上も下もないのに。ほんとうは、ものごとには善も悪もないのに。「可哀想に」「ゆるす」そういった瞬間に、言われたひとは「不幸」「悪」のラベルを貼られてしまうんです。

その効果は二者間に留まりません。それを聞いた第三者は、ラベルを読みます。「可哀想なひとだな」「それを気にかけている彼/彼女は優しいひとだな」。こうして、灰色の真実が、黒や白にされていくこともあります。朝の新聞で、インクの匂いのする活字が。昼下がりのワイドショーで、レポーターの声が。星の数ほどあるブログで、誰かの声が。たくさんのラベルを貼っていきます。

違う方向で難しい言葉もあります。「大変だね」「元気になってね」「頑張ってね」。そう言われて、言い出せなかった愚痴を言えるようにひともいるかもしれません。気持ちを奮い立たせるひともいるかもしれません。でも、もしそのひとがもう頑張れる限界まで来ていたら?元気になる元気すらもなくしていたら?

言葉の底にある思いは、善意なのかもしれません。だからこそ、自分が何を言うかを意識することが大切なのだとおもいます。自分軸での「優しさ」「正しさ」に慢心せず、誰かが貼ったラベルを鵜呑みにせず、視点をスイッチするセンシビリティが必要なのだとおもいます。私はきょう、ここで「剣」をかざしています。意識的に。そのことで、「優しい」ひとに「傷ついた」、でも「許す」、「可哀想」なひとだから、とラベルを貼られるかもしれません。そのラベルを信じるひともいるかもしれません。でも、そのひとのラベルだけが真実とは限らない。私の「剣」が真実とは限らないのと同じように。そのことが、ラベラーにも、いつかどこかで分かってもらえるといいな。

2006/07/07 (Fri) 新境地
仕事柄、新聞に毎日目を通しています。五大紙はもちろん、業界紙や専門誌も見ます。いろいろな記事があるので、大抵のことでは驚かなくなりましたが、先日、衝撃の記事を見つけてしまいました。それはもう、昼休みに会社のスキャナーでこっそりスキャンしてしまうほどに。その衝撃を、みなさまにも。お手ごろ価格です。どなたか試したら、感想を教えてくださいね。

buyersguide

2006/07/07 (Fri) あいのいろ
社外のひとと世間話をしていて、浴衣の話になりました。40代半ばの彼は、下町育ち。子どもの頃は毎年お祖母さまに浴衣を仕立ててもらったそうです。いいなあ、とおもいました。今年はトンボ、来年は絣と、毎年こころを遣ってくれるひとがいる幸せ。こころを遣えるひとがいる幸せ。お祖母さまはもう彼のために浴衣を仕立てることはないのかもしれませんが、彼はきっと夏が来るたびにお祖母さまの手から生まれた藍や白を想うのでしょう。私もそんなふうに、人を想っていきたい。そんなことを、星が大切なひとを想う夜に、ともだちの隣で考えました。もう風が夏ですね。画像は夏の果実、杏。

apricot


2006/07/06 (Thu) なりたいもの
近所のスーパーに七夕の笹が飾られています。短冊には一生懸命な字でお願いごと。

「ポケモンになれますように」。うんうん、なれるといいね。
「ありえるになれますように」。うんうん、なれるといいね。
「やまざきさんになれますように」。……誰だろう?

2006/07/05 (Wed) 食べる宝石
食欲があまりなく、果物ばかり食べています。画像は今年初めて食べたさくらんぼ。見るたびに、宝石のような色と輝きに見とれてしまいます。アメリカ産のダークチェリーも好きですが、ナポレオンや佐藤錦の優しい味わいには心が和みます。季節のうちにたくさん味わっておきたいな。

cherries

2006/07/04 (Tue) ばたばた
本業に戻りました。PCを開いたら、昨日1日留守にしただけなのに、信じられないくらいたくさんメールが溜まっていました。何分経っても受信が終わらないINBOXを見ながら、しばし呆然。しかも、来ていたメールのほとんどが「今日中にお返事下さい」「なるべく早く対応してください」「戻られ次第ご連絡ください」。アクションが必要なメールには赤いフラッグを立てて優先的に対処するようにしているのですが、フラッグだらけになってしまって、もはや意味ナシ。「メールにお返事がないので」と机まで来る人もいれば、電話も鳴り、FAXや郵便も届いて、本当に忙しい1日でした。暇な日の時間をどこかにストックしておいて、こういう日に使えたら良いのに。エンデの『モモ』のように、今よりもっと時間に追われることになるのかもしれないけれど。

画像は八重先の紫陽花。中心が、水にインクを落としたように青く染まっています。きれいな姿を見せてくれて、ありがとう。

ajisai_yae

2006/07/03 (Mon) 売れますように
肉体労働をしました。私は日用品メーカーに勤めていますが、普段のお仕事はデスクワーク中心です。製品に触れたり、店頭に立つことはあまりありません。でも、メーカーにとっては、製品が店頭で売れてなんぼ。それを忘れないために、ときどき営業部門の人と一緒に店頭に行って、製品を並べたり、売ったりするお手伝いをすることになっているのです。今日はその担当の日でした。朝10時から夜10時までスーパーマーケットで働いてきました。重いダンボール箱を動かしたり、脚立に登ったりで、結構ハードでした。1日が終わったときには、足が棒のよう。製品を積んだ棚の前で、営業部門の人と「売れますように」とかしわ手を打って帰ってきました。みんなで一生懸命作って、並べた製品、売れますように。

ajisai_purple


2006/07/02 (Sun) 「ラヂオの時間」
「牛島さん。犯罪都市ニューヨークでマシンガンはおかしい」
「どうして」
「マシンガンならシカゴだ」
「どっちだっていいだろう」
「いや、マシンガンといえばシカゴだ」
「そりゃそうだ」
「久藤、シカゴに変更だ」
「保坂さん、ニューヨークやめてシカゴに変更してください」
「ジングル入ります」
「それでは参ります。もろもろよろしく!」
―三谷幸喜『ラヂオの時間』


会議中、思い付きを話したら仕事が増えてしまった。遅刻間際、近道をしようとしたら道に迷った。どうしてこんなことに。やらなきゃ良かった。生きていると、いろんな馬鹿をやります。小さな思い込みや、軽はずみな発言が、思いも寄らない結果を招くこともあります。三谷幸喜原作・監督映画『ラヂオの時間』は、そんなあ~あな失敗を、生放送のラジオドラマという、軌道修正はできるけれどやり直しはきかないシチュエーションで描くコメディー。数分おきにあ~あ、と言わずにいられない名作です。

ほとんど全編ラジオ局の一室でのできごとなのに、気付くとワクワク、ドキドキして、手に汗にぎっています。観終わる頃には、スポーツの名試合を観たような爽快感があります。味のある俳優さんがたくさん出ているのも見どころ。映画では役名すら出てこない藤村俊二や渡辺謙の演技が、とてもステキです。

済んだことにくよくよしてしまっているとき、失敗が怖くて一歩踏み出すことができないとき、心が少し軽くなる映画です。もちろん、ただ笑って楽しみたいひとにもおすすめ。

2006/07/02 (Sun) 「笑いの大學」
「椿さん」
「はい」
「あれ何とかしてもらいましょうか。こういうご時勢ですから、風紀を乱すような場面は好ましくない。できるだけ排除していただきたい」
「どの場面のことをおっしゃっているんですか」
「接吻です」
「金色夜叉は恋愛劇ですから、接吻くらいはないとやはり…」
「どうしてもこの台本で行きたいのであれば、貫一とお宮の接吻の場面は省いてください」
「ほっぺにチューとかするくらいなら」
「困る」
「かわいいもんじゃないですか」
「困る」
「嫌らしい感じにはしませんから」
「認められない」
「お願いです。ほっぺにチューさせてください」
「駄目だ」
「ほっぺが駄目ならおでこでもいいです。1回でいいからチューさせてください!」
―三谷幸喜『笑いの大學』


暑くて外に出られません…。暑さに弱い私にとって、いちばんつらい季節、いよいよ到来。せめて明るい気分でいるため、こんなときのためにと借りておいた、三谷幸喜のDVDを観てみました。1本めは『笑いの大學』。映像化は無理といわれていた、三谷幸喜の脚本を映画化したものです。

舞台は、日独伊の三国同盟が結ばれ、笑いが国家の風紀を乱すものとして禁じられつつあった東京。喜劇の上演を中止したい警視庁保安課検閲官・向坂睦男(役所広司)と、それでも笑いを届けたい喜劇作家・椿 一(稲垣吾郎)の1週間にわたる応酬を、テンポ良く描いています。

眉間に深い皺を寄せて執拗に笑いを排除する向坂と、チワワのように目を潤ませて笑いを追及する椿の姿が好対象。椿の熱意に押され、少しずつ心を開いていく向坂の姿と、どんどん面白くなっていく脚本の行く末に目が離せません。ほぼ全編が取調室という密室で撮影されていながら、窓から射し込む強い光や動く日差し、雨の音などで、時間の移り変わりや人物の心の動きが表現されているのも秀逸。ラストシーンの切なく美しい光には、心打たれます。注目はエンドロール。それだけでひとつの作品になっています。決してお見逃しなく。

画像はDVD鑑賞のお供。意外と辛口。

potatochips


2006/07/01 (Sat) よかったね
会社の写真ともだちに、「カメラを電車の網棚に忘れた」と聞いてから1日、「無事に回収できました」という嬉しい報告が入りました。よかった!よかった!

カメラは機械だけの価値ではないとおもうのです。使っていれば愛着もわくし、中にはお金で買えない思い出が映しこまれている。だから、戻ってきてくれてほんとうによかった。月曜日には笑顔で会えます。

画像は近所の猫さん。明日も雨ですか?

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Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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