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2008/03/10 (Mon) granpa's chaos
筑紫の国、海と川のさかいの、日あきらかに水きよきあたりにして、橘の小門の阿波岐原というところを、ここときめて、禊をした。身を清めれば、けがれは去る。そのけがれの去ったところに、すなわち神神がうまれた。まず投げ捨てた杖には、道のほとりに立って魔をはらう柱の神。つぎに投げ捨てた帯には、道の長手の神。つぎに投げ捨てた裳には、わけのわからぬ神。つぎに投げ捨てた衣には、つかれわずらいの神。つぎに投げ捨てた下の袴には、道の二股の神。つぎに投げ捨てた冠には、けがれを喰う神。つぎに投げ捨てた左の手の玉飾りには、沖、渚、その中ほどの三柱の神。つぎに投げ捨てた右の手の玉飾りには、おなじく三ところの神だち。以上すべて十二柱。身につけたものを脱ぎ捨てて、ばたばたと振っただけで、ほこりの中にも神神の顔はちらほらした。
―『古事記』



そういえば日本の神話を知らないな、とふとおもい、古事記を読んでいます。冒頭は亡くなった妻イザナミを追って黄泉の国に赴いたイザナギが、変わり果てた妻に追われて逃げかえってきた直後のシーン。何かするたびに神さまがごろごろ生まれるのはいつもの通りですが、1ヶ所気になる記述が。「わけのわからぬ神」って、いったいどんな神さま…?

いくつか仮説を立ててみました。①世の中にわけが分からないことを生み出し、統べる神。②自分自身、何が何だか分かっていない神。③何か特別な役割があるのだけれど、古事記の語り手にはよくわからない神。どの説が正しかったとしても、すごい話です。でも、世の中を見回してみると、わかることより、わけがわからないことのほうが多いのが現実。それを見て「私には何が起こっているかわからないけれど、神さまは全部わかるんだろうな」と考えるより、「いっぱいわからないことがあるな。神さまもわかってなかったりして」と考えるほうが、自然なようにもおもえます。

私の祖父は神道で、亡くなったときに神主さんに祝詞をあげていただき、神さまの仲間に入れていただきました。今ごろは「わけのわからぬ神」ともお近づきになって、わけの分からないものを作りだしたりしているのかな。私が毎日いろんなわけの分からないことにびっくりしているのも、おじいちゃまのお仕事のたまものだとおもえば、何となくたのしいです。

画像は八重の梅。(ちなみに、後ろのグレイは松。なんだかめでたい)

japanese plum
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はなび

Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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