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2009/02/25 (Wed) ため息の自由
どうして男のひとはため息を気にするんでしょうね。私は集中してお仕事をするとき、文字どおり息をつめているので、酸欠にならないように(笑)、一区切りついたときには深呼吸しています。

きょうも、上司に頼まれた夕方締切の資料をまとめていたらPCにエラーがでてしまい、ITのサポート窓口に電話中に、深呼吸。そうしたら、電話の向こうのひとが「はなびさん、いますごい大きな溜息をつきませんでしたか」と。そこに他のひとが通りがかかって、「はなびさん、ため息ついてどうしたの。いかんな」と。…呼吸なんですってば。

おもえば昔から、レストランでコーヒーを飲んでふぅ、といったとたんに男友達から「ため息をつくな」と怒られ(あったかいもの飲んだらふぅっていうよね普通)、電車で座った後にはぁ、といったとたんに隣のおじさんに振り向かれ…。

よほど息の音がうるさいのかともおもったんですが、女のひとには指摘されないんです。男のひとは、もしかして幼少の頃から、女のひとに決してため息つかせちゃいかんと教育されてたりするんでしょうか。親には「あなたはほぼ息子」といわれ、女友達には「はなびが男性だったら彼氏にするのに」と評され、男友達には「そのへんの男よりよっぽど男前」といわれている私ですが、そこのところは何年生きてもよくわからないです。ため息くらい、自由についちゃ、だめなの?

写真は海老マヨ。この日、私がカメラより大切にしている指輪が行方不明になってしまって、1日中ため息つきまくってました。まわりのみなさん、ほんとごめん…。

ebi-mayo
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2009/02/23 (Mon) 想像力の問題
映画を観るとき、主人公の感情に同化することはあまりないのですが、感覚には共感します。たとえば『タイタニック』だったら、ローズのきもちになって「ジャック死なないで!」とおもうことはありませんが、氷の海に沈んでいくジャックを見て、からだが寒さにかじかむような感覚を持つことはあります(だから、『タイタニック』では泣きませんが、ホットミルクが恋しくなります)。それが、私が怪我や病気や死の多い映画を観ない原因のひとつでもあります。

それを踏まえて。

『007 / カジノ・ロワイヤル』を観ました。先日映画館で観た『007 / 慰めの報酬』の前篇です。片方だけでも一応お話は完結していますが、内容がつながっているので、両方観たほうがいろいろよく分かるかんじでした。その『カジノ・ロワイヤル』の中に、ボンドが拷問されているシーンがあるのです。男のひとが観たらすごく痛そうだと顔をしかめるのかもしれませんが、私は大丈夫でした。唇の端が切れて血がにじんでいるのは、あぁ痛そう、とおもうのに。限りなくゼロに近くても自分のからだで経験する可能性のある痛みと、可能性ゼロの痛みだと、共感のしかたというか量がまったく違うことに、とても驚きました。

私は「空気が読める」とか「空気を読めない」という言葉が大嫌いなのですが(他人が自分の都合よく動くことを勝手に期待しておいて、期待通りに動かないことを人のせいにしてけなす根性が嫌い)、他のひとの痛みとか、悲しみとか、よろこびとか、望みとか、そういうものに対する気遣いはとても大切なものだとおもっています。自分のからだやこころで経験することが難しいもの、想像して気遣う他ないことは、特に。

ただ日々を過ごしていると、電車ですれ違うだけの無数のひとたちにも、それぞれの痛みや悲しみや喜びや望みがあること、それが目に見えているとは限らないこと―むしろ、うまく言葉にされないことや、あえて語られないことのほうが多いことを、忘れてしまいそうになるのだけれど。私の想像力や共感力なんてたかが知れていて、なんにも分かっちゃいないのです、きっと。それだけは、忘れないでいよう。

写真は猫さん。食器を前にうたたねしてたので、「いい器だね」と声をかけたら、むくっと起き上がって、器を使っているところを見せてくれました。そのサービス精神、見上げたものです。ありがとう。

joy of eating

2009/02/15 (Sun) こだわりを剥く
こだわ・る〔こだはる〕
[1]心が何かにとらわれて、自由に考えることができなくなる。
  気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。
[2]普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。
[3]物事がとどこおる。障る。
[4]他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。
―大辞林


電車の吊り広告を見ていると、「こだわり」ということばがポジティブに使われていることの多さに、びっくりします。こだわりの靴。こだわりのお取り寄せグルメ。品質へのこだわり…。

わりと大雑把な私にも「こだわり」はあります。例えば、部屋の色彩。観葉植物の緑を除けば、白、ベージュ、焦茶、グレー以外の色がほとんどありません。それを「インテリアにこだわったきれいな部屋」だと表現してくれるともだちもいるけれど、私の部屋の色彩の少なさは、私にとってはコンプレックスでしかなかったりします。そうまでして心を落ち着けられる場所、誰にも―色にすら―侵されない聖域に逃げ込みたかった私の弱さをさらけ出すものでしかないから。

だから、私はどちらかというと、「こだわり」のないひとに憧れます。”UNIQLOやGAPの服なんて着られないよ”、”寿司を食べるなら銀座の久兵衛。支店?ダメだよ本店じゃないと”。…そういうことをいって得意になっているひとは、たぶん忘れている。自分がほめているものの力が、自分の力とイコールではないこと。何かをけなしているひとが、けなしているものより素敵とは限らないこと。

自分や他の存在を心地よくするためのこだわりと、自分を守ったり、自分以上のものに見せるための「こだわり」は、同じようにみえて、きっと、ぜんぜん違う。鎧や小細工も時には必要だけれど、にんじんの皮をピーラーでしゃーっと剥いてしまうように、そういうものを削ぎ落としていくほうが、毎日がおもしろくなるんじゃないのかな、とおもいます。(ちょっと苦しくなるかもしれないけどね)

そんなわけで、きょうの写真は、むかし撮った、皮むきナイフ。

rostfrei





2009/02/11 (Wed) ふらっと美術展
GWも夏休みも十分に休めなかった2008年。
2009年は1ヶ月に1回くらいのペースで美術館に行きたいな、とおもったのですが…
1月はどこにも行けず。いきなりこんなことでいいの?だめだ!
ということで、遅れを取り戻すべく、一気に3つ行ってきたので、メモ。

■甦る中山岩太:モダニズムの光と影(東京都写真美術館)
日本の近代的写真表現をリードした写真家・中山岩太(1895~1949)氏のオリジナルプリントと、残されたガラス乾板の銀塩印画紙によるプリントの展示。中山氏は1918年に東京美術学校(現・東京藝術大学)臨時写真科を卒業し、農商務省の海外実業練習生として渡米。パリで「フェミナ」誌嘱託写真家として活躍する一方、マン・レイとも交流を深めたそうです。

彼のプリントを見るのは初めてだったのですが、私が「写真」として親しんでいる戦後の写真とは異質な質感と湿度があります。机やレース、女性、タツノオトシゴなどのイメージがいくつもの層になってコラージュされているフォトモンタージュはもちろん、ふつうに撮っているはずのファッション・フォトもどこか絵画っぽく、生々しく、鮮烈で、どきっとします。このひとが撮った女性のポートレイトはどれも色気があって美しいのですが、もし自分が撮られるとしたら遠慮したい、そういう危うさを感じました。「中山岩太の会」の中山聖氏の監修のもとに、比田井一良氏が制作したプリントも見どころ。

■ランドスケープ:柴田敏雄展(東京都写真美術館)
92年に木村伊兵衛写真賞を受賞した柴田敏雄氏の展示。中山氏は1980年代後半からダムや道路などの人工物をとらえたランドスケープの写真で注目を集めている写真家です。今回の展示では、風景の一部をテクスチャーのように切り取った、グラフィカルな作品が多かったように感じました。離れたところからキリンのぶち模様とかゾウの皮膚みたいな写真があるなぁとおもい、近寄って見てみるとそれがコンクリートだったことが分かり、さらにじっくり見るとそれがダムの壁面で日本のどこかなのが分かり、さらにさらにじっくり見ると、コンクリートの隙間から頑張って生えている草が見えてくる、そんな感じの作品。

■第12回文化庁メディア芸術祭(国立新美術館)
文化庁が中心になって1997年から毎年開催しているメディアアートの祭典。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガなど、世界44カ国・地域の2,146作品から選ばれた作品が一堂に展示されています。お仕事に関係してくる展示があるので、仕事・お勉強20%、遊び80%くらいの気分でふらっと出かけたのですが、ココロのツボにはまる作品がいっぱいあって、もっと時間を取って、平日に行けばよかったと後悔しました。私は古いものがわりとすきなので、アートの同時代性をそんなに信じないのだけれど、いまこのときに生きているアーティストさんたちが(学生さんもいっぱい!)生み出した作品を、いまこのときに生きている私が、いまこのときに見るというのは、やっぱり強い。それにしても、一時期に比べて、アートがやさしくやわらかくなってきていますね。来年もたのしみです。

写真は、国立新美術館の外壁。

nact, green

2009/02/09 (Mon) スマイルウイルス
自分でいうのも変ですが、最近ポートレイト写真が上達したような気がします。
以前は緊張した顔やおすまし顔で写っている写真が多かったのですが、
今年に入ってから撮った写真は、みんな目も口も細い三日月になるくらい
笑ってくれています。

被写体は、主に、特に親しいわけでもない、お仕事関係のひと。
撮るときにネタを披露して笑いを取っているわけでもありません。
なのに、みんなどうしてこんなに笑ってくれるんだろう。

不思議におもっていたら、私の後ろのデスクで働いているひとが
「はなびさん、最近雰囲気が変わりましたね」と。
…ああ、私が緊張しなくなったから、みんなもリラックスして笑ってくれるのか。

撮った写真をPhotoShopでリサイズしていたら、みんなが写真の中から
笑いかけてくれるのがうれしくて、顔がへらへらしてしました。
お仕事を渡しにきた上司にもそのままへらへら笑いかけたら、
上司もにこにこして自席に帰っていきました。
笑顔って伝染するんですね。

写真はにっこりポートレイト、といきたかったのですが、
「こんなに笑ってる写真は載せないで」とお願いされてしまったので、
在りし日のトフィーの写真。犬も笑うよねー。

toffee_smiling.jpg

2009/02/07 (Sat) 横浜おさんぽ
ひさびさに横浜をお散歩しました。
地元に住んでいることもあって、いつもはお洋服を見たり、
中華食材をまとめ買いしたりしにいくことが多いのですが、
きょうは横浜3回目さんと一緒だったので、のんびり観光モード。
よしもとおもしろ水族館で変な顔のお魚に笑い、007の最新作を観て、
コスモワールドの大観覧車に乗ってきました。どれも私ひとりなら選ばないものです。

私は男性と比べてもかなり歩くのがはやく、しかもいろんなものに興味を持って
ふいに立ち止まったり、いなくなったりするので、ある程度気をつけていないと
いっしょに歩くひとに負担をかけます。だから、ひとりで歩く気楽さを
愛してやまないのですが、ひとりで歩かないお散歩も、新鮮でいいね。

写真は観覧車から見た夜景。
お弁当写真用の60mmマクロレンズを付けっぱなしで行ってしまったという罠(笑)。

yokohama_wheel

2009/02/06 (Fri) 私ではない誰かに
お仕事が一区切りつきました。お弁当のおかげで気力は持ちましたが、
からだは予想外にへとへと。おもいきって(余りまくりの)有休を取りました。
せっかくだから、何かいつもと違うことをして、リフレッシュしたい…。
たとえば、こってこての「東京のOLさんのステキな休日」みたいなヤツ。

というわけで、きょうは、ミニのティアードスカートに9cmヒールの美脚ブーツをはき、
表参道のお気に入りのカフェでブランチ。いつものサロンで軽く前髪をカットしてもらい、
スムージー片手にウィンドーショッピングしながら、原宿方面へ。
H&Mでジーンズを1枚衝動買いし、そのまま恵比寿に出て、展覧会を眺め、
三越でヴァレンタイン・ギフトを探した後、ともだちとお食事しました。

…書いてて、あちこち痒くてたまらないです。
きちんと、こってこてになっていますかね(笑)。

最初の「表参道のお気に入りのカフェ」でうっかり切干大根を買ってしまい、
1日中ひなたの匂いをさせていたのは、ここだけのはなし…。

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はなび

Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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