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2009/07/11 (Sat) 今月の美術館
2ヶ月に1回は美術館計画、細々と進行中です。東京都写真美術館のチケットをいただいたので、最終日の閉館1時間前にすべりこんで見てきました。

■プレス・カメラマン・ストーリー
昭和の戦前・戦中・戦後の一時期に、朝日新聞の花形プレス・カメラマンとして活躍した影山光洋・大束元・吉岡専造・船山克・秋元啓一の5人を中心とした作品展。何年か前に、知り合いのフォトジャーナリストが、写真のミッションは「伝えること」であり、「何かが起こったときにそこにいて」、「人、または人が興味を持つことを撮ること」だと教えてくれたことがあります。今回の展示にも、政治家の写真やベトナム戦争の写真のような、いかにもなプレス写真がたくさん展示されていたけれど、いちばん記憶に残ったのは、影山光洋氏がわずか5歳でなくなった自分の子どもを撮影した「芋っ子ヨッチャンの一生」でした。

「ヨッチャン」が生まれ、生きて、大きなお芋を抱えて微笑んだというのは、朝日新聞にはきっと載らなかっただろうけれど、その家族にとっては記録すべき「事件」であり、他の誰かに伝えずにはいられないニュースだったのだろうとおもいます。「事件」、「記録」、「伝える」って、どういうことなんだろう?


■旅する写真~第1部 東方へ 19世紀写真術の旅
「旅」を扱った3部構成の写真展の第1部。遠い国や街の珍しい景色を故郷のひとに見せる、というのは、何というか、犬が珍しいニオイの砂をわざわざからだにくっつけて巣に帰ってくるような、本能なのでしょうね。この展示では、珍しくもキレイな砂粒が次から次へと出てきてきます。私が特に惹かれたのは、カメラや写真の印刷技術がまだ確立されていない頃のヨーロッパやアジアの街の写真と、それをもとに描き起こされた版画。建築物のデザイン性が高く、街並に「余計なもの」が見当たらなくて、いまの高機能なカメラで撮った絵葉書よりも数倍美しいんです。とてもそんな景色があったのがほんとうとはおもえないくらい。

幕末の日本も、私が知っている日本と同じ国とはおもえない景色でした。山があって、川があって、海があって、樹が生えていて、どのひとも(たぶん)小さなからだと、すっきりとしたアーモンド型の目で、まっすぐにカメラを見ている。オズの国に迷い込んでしまったようで、このお店の看板には何が書いてあるんだろうと近寄って眺めていたら、知らないひとに「これ、お茶づけって書いてあるんですよね。その隣のこのお店は何でしょうね」と話しかけられました。日本語なのに。たった100年で、異国になっちゃうんですね。写真好き、アート好きなひとだけではなく、旅や異国(?)文化に興味のある方にもたのしめる展示だとおもいます。

下の写真は、トフィーのひるね。新聞には載らなくても、私にとってはすごく意味のある記録。

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はなび

Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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