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2011/03/29 (Tue) それでも


より目を引くために報道のタイトルが、過剰に刺激的だ。書いている人たちは、すべてそれを記録しておいて、読み返してくれ。どれほどの余計な不安を醸成していたか、報道の文体の見直しをする時だ。
―itoi_shigesato@twitter


最近の新聞は黒帯に卵大の文字の、怖そうな見出しばかり。母は見ただけで涙ぐんでいる。9.11のとき、報道が不安と敵意を生み出していく現場をみた。3.11の報道が不必要な恐怖や絶望を生まないよう、いのるようなきもちで新聞やテレビをみている。

泣きたいときに泣かないことがどれだけ心を蝕むか知っている。でも、じぶんが泣きそうだからといって、まわりのひとまで巻き添えにして泣くことの罪も知っている。だから、震災後、じぶんのことばを封じた。私が「怖い」と書いたら、「怖い」きもちが確定してしまうから。まわりにも「怖い」きもちが伝染してしまうから。そんなことをすべきではないとおもった。

かわりに新しいカメラを手に入れた。桜を撮って、Flickrにのせた。日本を含めていろんな国のひとが、日本きれい、といってくださった。どんなに悲しいことがあっても、不安が大きくても、この国には光が残っている。ちいさな声だけれど、伝えつづける。それでも私は、この世界がすき。
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2011/03/20 (Sun) うたといういのり


世のなかのひとを「目」のひとと「耳」のひとに分けたら、私は確実に「目」のひとだとおもう。見るのがすき、読むのがすき、でも音楽や歌はなくても生きていける。ずっと話しかけられたり、音に囲まれていると、かえって気疲れしてしまう。

でも、震災のあと、それがすこし変わった。ひとりの静かな時間がないとだめなのはあいかわらずだけれど、ひとりでいるときに、ときどき、うたをうたうようになった。きょうも、近所の神さまの森のなかで、気づいたらうたをうたっていた。森で出す声は、木や土や空に吸い込まれていく。かわりにからだに森の空気が満ちて、胸のあたりに小さな森が生まれる。じぶんが守られて、生かされていることがわかる。うたはいのりなんだね。

2011/03/18 (Fri) あたりまえのこと


海外のともだちから「だいじょうぶ?困ったことない?」というメールをもらった。「電気はいつ止まるか分からないし、電車もいつくるか分からないし、お店の棚ががらがらで、水も安心して飲めない…」と書こうとして、彼の国ではそれが当たり前だったことにふと気づいた。

じぶんが飲んでいる水、たべている食べもの、使っている電気、そういうものがどこでどうやって作られているか知らなかった世界のほうが、歪んでいたのかもしれない。ほんとうはあたりまえではないことを、あたりまえだと思い込んでいた世界のほうが、歪んでいたのかもしれない。

2011/03/16 (Wed) 同じ朝


今朝、悪い夢を見て、自分の悲鳴で目を覚ました。母はベランダに毎日立ち寄るヒヨドリの声で起きた。「いつもここに来ると割り箸にバナナがさしてあるのに!ない!」と怒り狂っていて、母がみかんを2つに切って出したら黙ったそう。逞しくて、笑った。泣いても笑っても、朝は同じように来る。

2011/03/12 (Sat) 地震のこと
pray for japan

11日には幕張でイベント会場にいた。地震で建物の壁が剥がれ落ち、展示物が飛び、コンクリートの床に亀裂が走った。上司の車で街に出たら、道路が割れて砂と水が噴き出ていて、普段なら45分の道を10時間かけて会社に戻った。午前3時半のコンビニにかろうじて残っていたおにぎりを貪り、ロビーのソファで眠った。

計画停電が始まってからは、横浜の家を離れ、実家へ。不安はいっぱいあるけれど、地震後の1週間でいちばんたくさん使ったことばは、「怖い」ではなく、「ありがとう」。幕張から会社まで車に乗せてくれた上司、ねむる私にいつの間にか毛布をかけてくれた総務のひと、方向が同じだからと最寄駅まで送ってくれたひと、父を在宅介護していることを話したらお仕事を代わって在宅勤務にしてくれた同じ部署のひとたち、ブログやTwitterやFacebookやFlickrで私や家族の安否を気遣い励まし続けてくれるひと、祈ってくれるひと。いろんなひとに、たくさんのひとに、助けられている。

こころに収まらないくらい、たくさんの感情がある。いつかきちんとことばにしなければならないという想いもある。でも、いま、このきもちに、「不安」だとか「恐れ」だとか、名前をつけるのは止めようとおもう。夕焼けのいろを「赤」と言い切ってしまうみたいに、たくさんのものを取りこぼすから。いまはただ「ありがとう」。それだけ。

この記事を読んでくださった方々と、大切なひとたちの無事をお祈りしています。
被災された方々にも、1日も早く、穏やかに笑って過ごせる平和な日々が戻りますように。

2011/03/02 (Wed) 誰かが喜んでくれなかったら


年始に瀕死の状態で担ぎこまれてきたプロジェクト、
予算がおりず、どうしても救ってあげられそうにもない。
せめて痛みの少ない最後が迎えられるよう、一生懸命調整を続けている。
こういうお仕事はつらい。

仕事内容が退屈でも、労働時間が長くても、
何のためのお仕事か納得できたら、それで一生懸命になれた。
誰かが喜んでくれるということがなかったら、何が楽しいだろう。

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はなび

Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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