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2006/07/02 (Sun) 「笑いの大學」
「椿さん」
「はい」
「あれ何とかしてもらいましょうか。こういうご時勢ですから、風紀を乱すような場面は好ましくない。できるだけ排除していただきたい」
「どの場面のことをおっしゃっているんですか」
「接吻です」
「金色夜叉は恋愛劇ですから、接吻くらいはないとやはり…」
「どうしてもこの台本で行きたいのであれば、貫一とお宮の接吻の場面は省いてください」
「ほっぺにチューとかするくらいなら」
「困る」
「かわいいもんじゃないですか」
「困る」
「嫌らしい感じにはしませんから」
「認められない」
「お願いです。ほっぺにチューさせてください」
「駄目だ」
「ほっぺが駄目ならおでこでもいいです。1回でいいからチューさせてください!」
―三谷幸喜『笑いの大學』


暑くて外に出られません…。暑さに弱い私にとって、いちばんつらい季節、いよいよ到来。せめて明るい気分でいるため、こんなときのためにと借りておいた、三谷幸喜のDVDを観てみました。1本めは『笑いの大學』。映像化は無理といわれていた、三谷幸喜の脚本を映画化したものです。

舞台は、日独伊の三国同盟が結ばれ、笑いが国家の風紀を乱すものとして禁じられつつあった東京。喜劇の上演を中止したい警視庁保安課検閲官・向坂睦男(役所広司)と、それでも笑いを届けたい喜劇作家・椿 一(稲垣吾郎)の1週間にわたる応酬を、テンポ良く描いています。

眉間に深い皺を寄せて執拗に笑いを排除する向坂と、チワワのように目を潤ませて笑いを追及する椿の姿が好対象。椿の熱意に押され、少しずつ心を開いていく向坂の姿と、どんどん面白くなっていく脚本の行く末に目が離せません。ほぼ全編が取調室という密室で撮影されていながら、窓から射し込む強い光や動く日差し、雨の音などで、時間の移り変わりや人物の心の動きが表現されているのも秀逸。ラストシーンの切なく美しい光には、心打たれます。注目はエンドロール。それだけでひとつの作品になっています。決してお見逃しなく。

画像はDVD鑑賞のお供。意外と辛口。

potatochips


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はなび

Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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