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2009/04/25 (Sat) 六本木、アート漬け
今年は1ヶ月に1回は美術館に行きたいものだ、と念じていたら、
本当に1ヶ月に平均1回は美術館に行く生活ができています。やればできるものです。
そんなわけで、最近のアート関係を、さくっとメモしておきます。

「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」展(サントリー美術館)
父方の祖父は、ガラスを扱うお仕事をしていました。年末年始に帰省すると、冬のひんやりした空気の中、透明なガラスや鏡に囲まれた祖父が迎えてくれました。小さかった私が祖父の手や膝に触ろうとすると、「怪我したらいかんけん、後でな」と、ふわりと身をかわされました。そういうとき、祖父の仕事着から零れ落ちるガラスの粉は、きらきら光りながら床に舞い落ちて、魔法使いのようだ、とおもったものです。

サントリー美術館での今回の展示は、鹿児島・薩摩藩の薩摩切子を中心に、約160点を展示している企画展。日本の切子は、江戸時代後期、はるか西洋のカットガラスへの憧れから生まれました。色とりどりの硝子に、幾通りもの美しいパターンが刻まれたグラスやお皿。いま見ても溜息しか出ない、魔法のような切子を、150年以上昔のひとたちは、どんな思いで見つめたのでしょうか。

私が美術展を訪れた日は、六本木のあちこちでアート関連のイベントが開催された「六本木アートナイト」で、サントリー美術館内でも、川井邦子さんのミニライブが開催されました。切子に囲まれて聴く、ヴァイオリンとハープ。すごいひとでで、ご本人の姿は人ごみの向こうでしたが、贅沢な時間を過ごしました。ミニライブは1夜限りでしたが、展示会は5月17日まで開催です。

「万華鏡の視覚」(森美術館)
万華鏡の展覧会があるの、と、ともだちに誘われ、展示室に万華鏡がずらりと並んでいるものを想像して行ったら、ぜんぜん違うものが出てきてびっくりしました。展示会の入口に立っただけで、白い床や壁に反射する光、光、光。白は何もかも受け入れる穏やかな色だとおもわれているけれど、光すらも受け入れないアグレッシブな色なのだと、再認識しました。

数ある展示の中で、私がいちばん気になったのは、John M. Armleder "Global Domes XII"(2000)。部屋の中にいくつものミラーボールがゆっくりと回っているだけの展示なのですが、展示室の窓の外に東京の夜景が広がっていて、その窓にミラーボールの細かい白い光が映りこみ、東京に雪が降っているように見えます。「音もダンスもない静謐なミラーボール」というコンセプトだけでも面白いけれど、美術館の立地を最大限生かした作品。ゆっくり浸りたい気持ちにさせます。7月5日まで開催。

「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」(国立新美術館)
東京でルーブル展はそう珍しくもないけれど、この展示会は「子ども」をテーマに、ルーヴル美術館の7つの部門(古代エジプト美術、古代オリエント美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画)から、約200点を展示しているもの。子どものミイラから、メソポタミアのおもちゃ、聖母子像に描かれた子どものイエス像まで、「子ども」に関わるものが、これでもか、これでもかという感じで展示されています。時代や文化によって、「子ども」の捉え方が全然違うということが、よく分かる内容で、「美術館」展というよりは、「博物館」展という感じです。

国立新美術館のメイン展示は、いつだって体力勝負なのだけれど、日曜日で混んでいたこともあって、この展示のあと、疲れて偏頭痛が出ました…。できれば平日に、ゆったり休みながら見るのがおすすめ。6月1日まで開催。

写真は六本木アートナイトのときの「ママン」。
roppongi:art night

comment

美術館の外から軽く眺めただけなのですが、薩摩切子、面白そうでしたね。ちなみにこの日はモデルの杏ちゃんも見にきていました。
富士フイルムミュージアムの方では世界遺産の写真展が行われていまして、大きく引き伸されたバチカン宮殿の内部を写した写真は、神秘的でしばらく言葉を失ってしまいました。実際に見に行ってみたいなぁ。

僕はいかにも男性って感じで歴史物が好きなんですが、数年前に上野で催された「大徳川展」がとても印象に残っています。
徳川家にまつわる貴重な品々が展示されていたのですが、そのなかに家康が関ヶ原で着用した甲冑がありまして。ガラスケースに囲まれていたとはいえ、400年も昔の、あの関ヶ原で、あの家康が着た甲冑が今僕の目の前30cmのところにあるだなんて!と感動に打ち震えたのを今でも覚えています。
もしタイムマシンがあったら信長や秀吉や家康の素顔を見てみたいなぁ。でも口が軽いから、こっそり信長に「実は明智が…」って耳打ちするかもしれない。やばいやばい。
2009/04/29 23:14 | URL | KENTARROW [ 編集 ]

KENTARROWさん、
アートナイトのとき、六本木にいらしたんですよね。
薩摩切子、すごくよかったですよ。

私は歴史が苦手で、室町時代と鎌倉時代のどっちが先だったか
分からなくなるくらいモノ知らずなのですが、分かる方が見たら、
甲冑や身の回りの一つ一つをぜんぜん違う深さで見られるのでしょうね。
隣で解説していただきたいくらいです。
2009/04/30 21:42 | URL | はなび [ 編集 ]









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Author:はなび
犬、紅茶、写真、美術館、お風呂、本、日本語がだいすき。2006年3月から、EOS Kiss DNと一緒にたのしくお散歩をしています。文章と写真は関係がないことが多いです。写真だけをまとめてご覧になりたい方は、hanabi days on flickrへもどうぞ。

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